「倉敷の名店の板前さん達が、仕事前に腹ごしらえに訪れるお店」という噂を聞いて、
どうしても行きたくなった「とん平」。
場所は、倉敷駅の南の繁華街なので、
すぐわかるだろうと地図をチェックしていましたが、
それでも見つけるのに苦労したくらい、
路地奥の分かりづらい場所にありました。
中に入ると常連客ばかりの様で、
賑やかですが落ち着いた雰囲気です。
まずは、連れて行って頂いた方の薦めで、シメ鯖を注文。
刺身で食べられる様な鯖を軽く酢でシメてあって、
なんとも新鮮なシメ鯖です。
次は、「かわピー」なるものを。
なんだかわかります?
答えは、鶏皮とピーマン。
昔は、岡山で一般的なメニューだったそうですが、
僕も知らないくらい絶滅の危機にあります。
どうってことない取り合わせなんですが、
皮とピーマンのシャキシャキ感が絶妙で、
想像以上に美味しいです!
これはイワシの天ぷら。
天ぷらも塩でも天つゆでもなく、必ずお店の特製ソースで食べないとだめです。
とってもスパイシーで辛めなんですが、
このソースだけを肴にして、お酒を呑む客もいるそうです。
ゲソの煮物。
煮物というと、「8時間煮込みました!」とか、時間で競っている場合が多いですが、
ゲソをさっと煮込んで、柔らかな丁度良い状態で出てきます。
最後に、名物の「どじょう汁」を頼んだんですが、
まさかの写真を撮り忘れましたッ。
全体として、素材を新鮮な状態でさっと料理して出て来るという感じで、
好印象でした。
次は、僕の苦手な「フナめしが美味しい」というので、
秋冬に訪れたいです。