前回のブログに登場した5mのブビンガを、
今日は"槍がんな"で平らに仕上げていきます!
"槍がんな"とは古代からある道具で、
槍の穂先のカタチをしたカンナです。
現在では、社寺仏閣の修繕をするために宮大工さんが持っているくらいで、
とても、稀少なものです。
今回はその製作に、
槍がんなや拭き漆などの伝統的な工法で丁寧に家具を作られている、
松本行史さんをお招きしました。
一回に削れる面積はさじ程度の大きさなので、
2日がかりで、仕上げていきます。
おまけに、ブビンガはとても硬い木ですので、
すぐ刃がだめになり、
何度も何度も刃を研がなければなりません。
(すいません、松本さん。。。)
槍がんなをかけた後の写真ですが、
削った跡が残り、
見る角度によって光の反射が変化します。
カウンターに座ったお客様に、
木の表情を最大限に感じていただけると、
嬉しいです。