谷口吉生設計のGINZA SIX。
美術館建築の多い、谷口さんが、
テナント商業施設をどう設計するのかが気になっていました。
テナントの商業建築となると、
様々なブランドの看板をどう処理するかが気になりますが、
ステンレス製の水平庇を建物の各層にグルッと回し、
庇と庇の間にブランドごとの看板を設置できるようにしています。
これは日本の「暖簾」に見立てているそうです。
よく見る吹き抜け写真ですが、
圧迫間が出ないように、各階のスケールは抑えられているそうです。
銀座は高さ制限があり、
上層階にオフィスも誘致しているため、
かなりシビアに階高を決める必要があったんだろうなと感じました。
やっぱり屋上の公園が、
谷口さんらしくって、落ち着きますっ。